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2008/05/04

アメリカは窒息するのか?

アメリカという国はレーガン大統領の時代から貿易赤字を積み上げて来ました。アメリカで生産する商品がヘボいので、外国に売る額よりも外国から買う額の方が多い(=貿易赤字)状態が長いこと続いてます。

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「ものづくり大学」って何?

                                           

                                                         

赤字は貯金が尽きるまで出し続ける事が出来ますが、貯蓄率の低いダメリカがそんなに長くもつ訳がありません。そこで昔に取った手段が「○○合意」です。プラザ合意とか、パリ合意とか、今更説明するまでもないですが、米ドル切り下げにより輸出競争力を底上げして貿易赤字を減らした訳です。昔は1$200円台だったみたいですが、それが一時70円台まで円高に行きましたよね?アレだと思います。

何回かその手のパラダイムシフトを使って延命してきましたが、最近はもっぱら他国から投資金を吸い上げる事により資金繰りを維持してきました。貿易で出した赤字と財政の赤字を他国からの借入(投資)で埋め合わせて来た訳です。特にヨーロッパ諸国のお金がたくさん流れ込んでました。

どういう風に外国の投資家を呼び込んで来たのかはよく分かりませんが、転機はドットコムバブルにあると思います。2000年ごろアメリカのITブーム=ドットコムバブルが崩壊しました。アマゾンやらAOLやらが無限の可能性を秘めた会社に見えた頃、アメリカは世界から結構な投資金を集めた事でしょう。魅力ある投資先を提供すればお金は自然と集まって来ます。

ドットコムバブルが崩壊した時、時のFRB議長のグリーンスパンは大規模な金融緩和により、市場の流動性を激増させました。失速すべき経済を無理矢理ドデカい注射を射って延命させた結果、今日の住宅バブルを呼び起こした、と言われてます。

住宅バブルに起因したサブプライムローンの証券化商品は高利回りなので、外国の投資化には魅力的に見えたのでしょう。アメリカの好景気が続いていたのでリスクなんか得に気にせずに結構じゃんじゃんお金が集まってきたようです。アメリカはそういう借金で潤い、大いに消費し、好景気を装っていた訳です。

しかしながら詐欺的な資金集めはバレてしまいました。今、他国からの資金流入が止まるとどうなってしまうんでしょうか?端的にはデフォルト=債務不履行になってしまうのでしょう。アジア通貨危機の時と同じでしょう。当時、韓国とか東南アジアのどっかは外国銀行に返済する資金が集められなくてIMFの軍門に下りました(=国家破産の一歩手前)。

だから、今、アメリカへの投資が止まると非常に困るわけです。実際去年サブプライム問題がカミングアウトした時、2~3ヶ月は資本流入が激減しましたよね?アレはホントやばかったんだと思います。その後、諸外国の方が何をどう勘違いしたのかわかりませんが、アメリカへの投資は戻りつつあります。

オジにはベアー・スターンズの破綻が山一證券の破綻と同じに見えてしょうがありません。山一の破綻は日本の金融危機の始まりに過ぎませんでした。そこからが本番。アメリカの場合もそう大して違わないシナリオをたどるように思えるのですが。

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