2008/05/03

インフレ

ここのところインフレ傾向が鮮明になってきました。消費者物価指数が前年比1.3%増?くらいだったと思いますが、近年に無い高い数値のようです。我々の生活は大丈夫でしょうか?

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インフレは困るで

                                            

                                             

企業物価指数は少し前から+2%くらいが続いてますので、今回消費者物価指数が上がったのは、値上げ抑制を続けて来た企業が耐え切れなくなって製品価格を上げた事によるものでしょう。パンとかビニール製品とか結構値上がりしてますよね?

しかしながらデジタル家電なんかは大幅な値下がりが続いているようで、それが物価指数を押し下げる働きをしてますので、その辺を除くと生活必需品の実際の上昇幅はもっともっと上がってんでしょうね。ちなみに家電の値下がりは採算度外視の中国企業の乱売による影響と思います。

普通、インフレというと物価上昇→賃金上昇→金利上昇、となるのでしょうが今回はどうでしょう?今の物価上昇の背景は資源価格の高騰によるものですから「コストプッシュインフレ」と呼ぶそうです。全世界の景気が好調ですので生産原料の需要過多による世界的インフレとなってます。

特定の国・地域の景気が良くなって、その結果から来る特定国のインフレであれば賃金上昇→金利上昇と図式も素直に成り立つと思います。輸出代金回収による外からの資金流入によるインフレなので、賃金・金利を上げてもゆるやかに吸収出来るものと思われます。

しかしながら、今回のようなコストプッシュインフレの場合はそうもいかないでしょう。特定国の規模拡大による資金供給過多という訳では無いので、どちらかというとスタグフレーションになる可能性が高いと思われます。

少し前にやたらと「ベースアップ」とかの賃金上昇の話題がメディアで出てました。その時は経団連やら政府のお偉方がしきりと賃金上昇の必要性を説いてましたが、今から思えば意図的にインフレ方向に持って行こうとしていたのかもしれません。結局ベースアップ機運は腰折れとなりましたが、派遣社員の処遇改善といった低所得者層の賃金上昇策は実施しましたので、ある程度の目的は達成したのかもしれません。

今回のインフレは日本経済にとってはイタイと思います。2003年ごろから拡大を続けて来ましたが、2007年ごろには既に景気はピークアウトしてしまっています。インフレにより止めを刺される形になるでしょうから、しばらくは景気後退が続くと思われます。

株の暴落は近いうちにまた来るんじゃないか?と思ってます。アメリカの景気破裂はこれからでしょう。サブプライムはきっかけに過ぎす、これからはアメリカ版不良債権問題が噴出して来るものと思われます。双子の赤字をごまかす為のファイナンスを続けて来たアメリカのバブル破裂は修復は相当難しいでしょう。輸出競争力を持っていた日本とは次元が全く違います。

さて、どうなるんでしょうか?

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2008/02/17

デカップリング

世界経済はアメリカを中心に連動しており、アメリカの景気が低迷すれば全世界も連動して下降局面に突入する。というのが現在の本主本流の考え。それの対案で、中国・インド・ロアシアなどの新興国が相当な力をつけており、アメリカの景気低迷には世界は連動しない。という考え方が「デカップリング論」という。

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何がデカップリングやねん

                                                  

                                               

                                                           デカップリング論はつい2年前くらいまでは「机上の空論」的な雰囲気があったけど、サブプライム爆弾の炸裂以降は手のひらを返したように、救世主的な目で見られております。「アメリカはコケたけど新興国が頑張ってるから我々(ヨーロッパ・日本の人々)の国の景気は大丈夫だよ」と思いたくてしょうがないのでしょう。

オジの見方はどうかといいますと、

「残念ながらデカップリング論はすぐには成り立たない。世界経済は一度大コケするでしょう。」

という感じです。確かに新興国は力を付けてますが、今まで世界経済を引っ張ってきたアメリカとはレベルが違いすぎます。そもそもそれら新興国は経済力を付けて来たというより、諸外国からの投資流入により金が潤っていた、とう性格が強いと思います。アメリカ・ヨーロッパ・日本からの投資・貿易のパイプはそんなに太くないと思います。

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ちらし鮨を食べました                                                

                                                  

                                                           

端的な例がインド。インドは産業の60%近くがITを中心とするサービス業。インフォシスなんかに代表されるIT企業が主体です。もともとインドは数学発祥の地ということもあって、高度な教育が成されているため、国民の教養度が高いそうだ。優秀な人材も豊富であるので競争力も高く、今後も栄えていくというのがガイドブックの謳い文句。

でも実際のところは違うと思う。インド経済が急伸したのはアメリカ企業の「アウトソーシング業務」のせいだろう。英語が話せる国民が多いのと、人件費が安いというメリットのおかげで今ではかなりの業種の代行を行っているようです。でもアメリカ景気がヘコんで来たら、アメリカも自国の雇用を守るためにインドへのアウトソーシングを制限してくるかもしれない、というかその可能性はかなり高いと思う。

デカップリング論の二本柱(インド・中国)はいずれも外需に頼りすぎている。日本もそうだったかもしれませんが、日本の場合は「技術力」という競争力があったので力を維持し続ける事ができたんだと思う。インド・中国に「低価格」以外のウリはあるのか?

世界の次のリーダーは「中国」という考えは安直過ぎて面白くない。

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2008/02/09

中国?

みなさんこんにちわ。オジの住む地域は今日は大雪です。近畿圏なんですが、なんせ標高の高い山岳地帯にムリヤリ住んでるので雪は信じられないほど積もります。

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雪国

                                           

                                                          

関西でも少し外れるとこんなに雪が降るんですね。当然ノーマルタイヤでは運転出来ません。今日は家にこもってガンダムを見ることにしました。

ところでいつもの経済ネタなんですが引き続き諸相場は軟調が続いてますね。商品市況はまだ高止まりしたままですが。日本株の崩落はいろいろな経済紙が分析しておりますが、概ねサブプライムローンで損した外国人が日本株を換金して資金繰をやりくりした、というのが大方の推理のようです。18千円→13千円ですから、半年でピークから30%近く急落しています。株をやってる人はダメージ大きいでしょうね。

オジは株式市況の崩落はまだ「終わりの始まり」に過ぎないと見ています。本格的なクラッシュは商品市況の破裂によっていよいよ始まると思います。原油・金・銅・小麦等、いままで目立たなかったマイナー相場がここ5年ほどで猛烈な値上がりをしてきました。いろんなファンドが商品先物市況に流れ込み、実需を無視した水準で価格形成がなされているように思えます。

特に原油相場は「?」な点が多いので国際的マネーフローの変化により突然大暴落する危険性があるかと思います。そして、問題の「大クラッシュ」はこの原油先物相場の崩落によってスタートするんでしょう。

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エルニーニョ現象か?

                                            

                                                          

世界の市場を大きいものの順に並べていくと、1:通貨市場、2:債券市場、3:株式市場、4:商品先物市場、の順番になるのかな?(オジの想像)。サブプライムショックで吹っ飛びそうになっているのが2の債券市場。サブプライムローン以外では各国国債とか普通の会社の社債なんかがエントリーされている市場。これがワリと規模がデカイ。株式市場がその次で、商品先物市場は他の3つに比べると著しく規模が少ない市場のはず。

市場の参加者はサブプライムで消失したお金をどこかから調達して埋め合わせしないと、資金繰に詰まってしまいます。そこで今、株式市場で換金して調達する動きが出ているのでは?と思われます。それとアメリカの詐欺銀行がやってる、アラブからの出資受入。原油相場の高止まりにより、産油国はお金がジャブジャブ入って来てます。そこからお金を引っ張ってきて損失の穴埋めををしよう、というのが今のアメリカの動き。

アラブ諸国の財布が「ラストリゾート(最後の拠り所)」となっているのですが、そのリゾートが破綻してしまったらどうなるのだろうか?その引き金が原油相場の崩落によってもたらされる、というのが上で書いた「大クラッシュ」の始まり、という訳です。

オジは世界経済の先行きについては悲観論者です。「値上がり確実!」「行けまっせ!」という情報は期待しないで下さい。

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2008/02/02

オバが髪を切りました。

出産後、オバは我が家の天皇陛下にかかりっきりだったので散髪に行けませんでした。今日、意を決してオジと天皇と三人で近隣都市の美容院に行ってきました。ウォールナット邸は標高の高い山間部の僻地ですが、近くに高速道路の入り口があり、都市部まで車でなんと30分で行けます。都心へのアクセスというのは距離はあんまり関係ないのかもしれませんね。

オジは会社では年季の入った給料ドロボーなんですが、あまりにも働かないのでついに田舎の店に飛ばされてしまいました。サラリーマンたるもの目立たない程度に働いているフリをしなければいけませんね。しかしながらオジは偉くなるのはめんどくさいんで、クビにならない程度にサボって過ごしていきます。

仕事を通じた目から見ても、最近の日本経済は「閉塞感」があるように思えます。景気は頭打ちの感が強いですし、企業倒産も目に見て増えてきています。2003年から2006年ごろまでは「15年不況」からのリバウンドで急激に盛り返してきましたが、それもついに限界を迎えた、というところでしょうか?

リバウンドの景気上昇はピッチが早いので(行き過ぎた悲観の修正の為)、業績も急ピッチで伸びておりましたが、生産・消費が適正水準に戻ればそれ以上の上昇は見込めません。今がその時期なんでしょう。上場企業なんかは業績計画を前年比マイナスで出すわけにもいきませんので、景気のいい計画をブチ上げてますが全体の景気が下向いている状況では到底達成不可能です。各企業の現場でも業績が伸びないことから来る陰鬱感が蔓延しているのでないでしょうか?ここ数年破竹の勢いで快進撃を続けた自動車業界ですら、ついに反転減益か、といった状況です。

少し前の雑誌で読んだ記事ですが、「団塊後世代問題」というのがあるそうです。何かというと団塊世代の少し下の年齢の人(50歳前後)が各企業ではヒラ部長程度の実務面での責任者になっているのですが、その年齢層の人間がダメだというものらしいです。団塊とその後に続く世代の人達は日本が1方向に向かって進み続けた時代の人達なので、自分で物事を考える事ができないようです。

その時代の人は何も考えないで努力・根性・体力の競争を続けていただけのように思えます。組織の舵取りも上の世代がやっていたので自分たちでは統べる手立てを知りません。新しいアイデアを出して切り開くとか、人心を掌握して士気を高めるなどという芸当は到底期待できないのです。

そんな人達が今、会社の中で重要な位置を占め、動かしている訳ですから力不足から来る組織の混乱は避けられないと思います。そいでもって、うまくいかない苛立ちを部下にぶつける、という事態が非常に増えているみたいです。最近の業績悪化はそれに拍車を掛けているでしょう。

昔の日本人は「仕事=人生」「出世=成功」という2つのイデオロギーしか持ち合わせていなかったように思えます。会社に対する異常な忠誠心と、仕事への尋常ならざる恐怖心で支配されている人ばっかりだったのでは?今でもそうゆう人は結構多いと思いますが、そんな連中はアホです。30年前の幸せのモノサシをいまだに手放せないバカですね。

こっからの数年間は日本の正念場のような気がします。ここ10年ほど一人で世界経済を引っ張ってきたアメリカの墜落で世界経済も停滞するでしょうが、今回のカオスを世界はどう乗り切るのか?今までみたいに「戦争」という訳にもいかのいでしょうから未知の難局と言えるでしょう。オジ的にはパラダイムシフトの連続技で切り抜けて、次の超大国集団が出るまでつなぐしかないと思うのだが。

とりあえずは米ドルの劇的な切り下げの可能性は高いと思う。第2のプラザ合意という訳だが、日本はどうするのか?シナリオを思いつく方は教えてください。

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2008/01/27

我輩はオバマである

病気が治りました。オバのおかげです。結局会社は1日休んだだけなんですが、オジもそんなに若くないので健康には気を付けないとダメですね。

オジが病に臥せっている間にも世界経済は着実に崩壊していたようです。日経平均が12,500円?去年の暮れぐらいには17,000円程度だったような気がしますが、短期間でえらい下がりましたね。オジは家とか庭とか赤子で出費しまくってたので何ら投資ポジションを持っておりません。持ってたらかなり損してたんだろうなぁ。

テレビのインタビューで通りすがりの株をやってるオッサンが「1,000万円損しましたわぁ。そろそろ値が戻ってくれないと・・・。」とか言ってるのが出てましたけど、救い様のないアホですね。先行きにビジョンが無ければ投資なんかするな!株なんか止めてしまえ!ボケナスがぁ!

日系平均どこまで下がるでしょう?どこまで、という数値を当てるのは阿弥陀クジかダーツ投げみたいなもんで、どんなエコノミストの言う事も信用できません。オジ自身も分かりません。でも、今が底では無い。と言う事は言えると思います。もっともっと下がってくれんと買う気はしないぁ。

キーポイントはやっぱりアメリカなんでしょうな。落ちぶれた盟主が死に際にどんな毒を撒き散らして行くのかが心配です。過去の所業を見ていると、アメリカのやる事には道徳を感じられないので、この事態を乗り切るのにもさぞかしエゲツない事をしてくるでしょう。

大統領選はオバマとヒラリーの激戦のようです。アメリカの政治ってすごい自由で民主的に見えますけど、アレは単なる演出で実態は封建的なんだと思うな。昔から言われてるけど、アメリカでは軍産複合体とかユダヤ系の大企業が政治を握っているんでしょうね。今回、オバマが民衆の代弁者みたいな扱われ方をしていますが、あの国に民意なんか関係ありません。動かしてるのは金です。世界的大企業の金が全てです。結局は旧体制側のヒラリーが勝つのでは?と思ってしまいます。

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2007/12/30

パラダイムシフト

サブプライムローンについての各国要人の発言がかなりトーンが変わってきますた。最初は一様に「影響は限定的」だったのに、最近は「状況はかなり深刻」「底が見えない」などなど全然最初と言ってる事が違います。

やっぱりサブプライム爆弾はアメリカの致命傷になるようですね。ただ、アメリカさんも長いこと資本主義の覇者、世界の王として君臨してきましたので、死んでしまうにしても最後の悪あがきがあるに違いありません。それが「パラダイムシフト」だそうです。

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パラダイムシフトは避けられないのだよ

                                           

                                                         

代表的な例は2点。一つは「ニクソンショック」、もう一つは「プラザ合意」です。どちらも有名ですがニクソンショックはアメリカの金-ドル兌換性停止という衝撃的なルール変更でもたらされました。これによりドルの固定相場性は崩壊し、完全な変動相場制へと移行していきます。狙いはドル安誘導による貿易赤字の解消。世界的な混乱を招きましたが狙い通りドル安誘導は成功し、アメリカは苦境を「リセット」することが出来ました。

「プラザ合意」これも有名なパラダイムシフトです。1985年、またしてもアメリカの莫大な貿易赤字を削減するべく先進国協調のもと為替介入が行われました。狙いはもちろんドル安誘導なんですが、効果の程が強烈で当時1$=240円だったのが1年後には1$=120円になってしまいました。

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アメリカのインチキやな

                                              

                                                           

このようにアメリカは貿易赤字解消の為、幾度かの「パラダイムシフト」を実行してきました。その他にも戦争によるものがありますが、そっちは専門外なので除外。今回のサブプライム爆弾の炸裂によってアメリカは大ダメージを受けてますが、次の取り得るパラダイムシフトはどのようなものでしょうか?

今までのパラダイムシフトはいずれも通貨政策によるもので貿易赤字解消を狙う比較的単純なものだったと思います。今のアメリカはそもそも世界で比較優位に立てる製品が少ないので、ドル安誘導にしたところでそれほど効果がないような気がします(性能が劣るので値段が安くなったからといっても買えない)。

また、サブプライム商品で世界を騙し、住宅バブルを煽ったのはアメリカ本人なのだから各国からの協力姿勢を得るのも難しいのでは?特にヨーロッパは被害が甚大なのでアメリカにかまっている余裕も無いように見えます。ニュースで発表されている米銀の資本増強はどれもアジアかアラブのものです。

という訳で次のパラダイムシフトはどんなもんになるのか想像がつきませんね。中国元切り上げと超円高誘導でなんとかするのか?

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2007/12/02

リセッション

アメリカの動きが最近慌しい。サブプライム爆弾炸裂によるリセッション入りを回避すべく、迅速に対応していますとの姿勢を示したいのだろう。

先週の大きなニュースはまず、バンカメとcityの合併報道。これはまだ不確定なニュースみたいだけど、やや勇み足な印象。インパクトだけを狙った報道のような気がする。なんにしてもテンポが速すぎるし唐突にしか見えない。アメリカの混乱が浮き彫りになってますね。

本命のニュースは「ブッシュ政権がサブプライムローンの金利凍結を検討」でしょう。サブプライムローンの債務者は10%か20%くらいの消費者金融並の金利を払っているらしいんだけど、金利が払えなくて延滞→破綻、となるのを避けるために金利支払いを凍結(繰り延べ?)するというものみたい。

日本の不良債権処理の時もこういうのありましたね。あの時は「金利減免」「利払い棚上げ」という名目で言われてました。主にゼネコン関連の会社向け貸出の金利支払いを猶予する、というものだったと思います。その結末はどうなったんだろう?最初は金利債権の放棄だったっけ?

昔の不良債権のグレード判定では、金利が払えない状態=破綻懸念=7割程度の確率で破綻します、という雰囲気だったと思います。そもそもサブプライムローンっていうのは当初何年かは元本の返済をせず利払いのみ、という形のものが多いんじゃなかったっけ?元本返済してないのに、その上利払まで停止してどうすんねん?というのが正直な感想。

結局はサブプライムローンという商品全体が破綻する確率が極めて高い、と政府が公式に認めたようなもの。今、延滞率が10%~20%程度なので損失発生見込みは15兆円とか30兆円とか言ってるけど、利払停止の自体を考慮するとそんな甘いもんじゃないと思います。やはり最終的な損失額は100兆円を超えてくるんじゃないかと。

今はサブプライムローンばかりがクローズアップされてますが、本当にヤバイ地雷原は他にもっともっとあると思う。不動産開発業とかゼネコン・ノンバンク等が破綻し始めたら損失額はさらに何百兆円というレベルになるんでしょうね。日本の不良債権の時、損失の大部分はゼネンコン・不動産・流通の法人破綻によるものだったかと。個人ローン破綻(含む住専)による損失はまだ限定的だったような。

いずれにせよ、アメリカの好景気はバブル演出による詐欺的なものだというのがバレてしまいました。世界各国の投資家はアメリカに対する不信感が顕著になってきたので新規の投資を見合わせている状態です。アメリカは自国の産業で稼ぐ力がないので、他国からの資本流入により景気を維持してきましたが、そのシステムも既に破綻しています(7月以降の資本流入はマイナスか激減になっている)。

FRBも認めていたがリセッション=景気後退になる可能性は50%以上と非常に高い確率で予想されています。オジは100%リセッション、それも大リセッションに陥ると見ています。

ひとつ気になるのは、このシナリオは現行の世界経済のルールに沿って考えられたもの、という点です。懸念すべきは「ルール変更」でしょう。かつてこういった世界的な経済混乱の際は決まってルール変更=戦争が起こってきました。アメリカさんは自分さえ良ければいいからなぁ、心配や。

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2007/11/28

アブダビ投資庁

昨日、衝撃的なニュースが出ますた。

「米CITYがアブダビ投資庁から8千億円の出資受入れ」。

オジ的には目ん玉が飛び出るような超ド級のニュースでした。市場もビビったようで、その瞬間に日系平均は一気に500円上昇、円安も1円以上振れたようです。これはサブプライム戦争が新たな局面に入ったということだと思う。

CITY( city bank )は普通の銀行ではありません。アメリカ金融界の頂点・かつアメリカの心臓部です。今のアメリカは前にも言いましたが産業ではあまりイマイチなので、金融が引っ張ってる状況です。

アメリカを真に支配しているのはロックフェラー財閥だと言われてます。ロックフェラーはシェル石油だかどっかの石油メジャーを持ってる会社ですが、その財閥の中核企業がcitybankのようです。そのcityが「外資」しかも「アラブ」に救済を求めるというのはかなりの非常事態だということでしょう。

このニュースを最初に聞いた時は「アメリカの借金をアラブに押し付けた」という印象を持ちました。さすが資本主義の権化・マルチ商法のchampionアメリカ!!と思ったのですが、よくよく情報を分析してみるとそうでもないようです。

今回citybankが発行する優先出資証券は年11%のクーポン付。異常に不利な状況で資金調達をせざるを得なかったようです。アブダビの思惑としては、「アメリカのバカもさすがにcityを潰す訳にもいかんだろう。利回りも高いし堅い投資か」ってな感じでしょうか?たしか、三井住友銀行も4、5年前にgoldman sachsに高カロリー私募債を発行していたと思うが、台所事情はおんなじでしょう。

アメリカはついこの間、投資ファンドのblack stoneに中国から3千億円出資っせました。black stoneはそのすぐ後に株価が急落して中国はいきなり大損しています。アメリカは自国の借金を他国に肩代わりさせようと必死なんだなぁと思いました。

近年の世界のマネーフローとしては中国・アラブ・ロシアが景気活況・資源高でお金がジャブジャブ。アメリカのバカは能無しなので赤字垂れ流しなのだが、他国からの資本流入により活況なフリをしている状態。まさに「寄生虫」のアメリカなのだが最近の動きは露骨すぎると思いませんか?やはり最終局面は近いのか。

今回のcityの一件は勝敗を付けるとすれば、

「アラブの優勢勝ち」

といったところだろうか?いずれにせよcityが潰れるときはアメリカが終わるときであり、それは可能性としては低いだろう。アラブが有利な投資をしました、で終結しそうだ。ただ、アラブ側にも弱みがあって石油価格の高値吊り上げはアメリカによる操作があるだろうし、既に保有している莫大な米ドル建て資産を人質に取られているようなものなので、アラブとしてもアメリカをヘコませる訳にはいけないという事情もあるだろう。

最近の世界経済は大技の連続で盛り上がってきました。ドラゴンボールなtらそろそろ誰かが死ぬころだな。

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2007/08/28

ムーディーズ

アメリカのイケてる産業ってなんでしょう?ちょっと考えてみたいと思います。

まず、頭に浮かぶのはハイテク産業。microsoftとintelの2大巨頭があります。この2社はさすがに大したもんですね。microsoftのwindowsとintelのpentiumは確実に世界を変えましたね。この2社によるイノベーションはエジソンの電気発明以来の大進歩ではないだろうか。

次に来るのが航空機産業。第二次世界大戦の戦勝国で、ほとんど無傷だったのがアメリカ。戦闘機開発の技術を活かし、世界的な航空機メーカーの一角ボーイングを育てました。航空機業界では世界で2極体制のようで、ライバルはヨーロッパのエアバス社です。

で、次は映画業界。ハリウッドに代表される映画作成はほとんどアメリカの独壇場でしょう。ディズニーとか娯楽面でも世界的に進出してます。

でも、アメリカの産業界で思いつくのはそんなもん。世界一の大国にしては寂しいもんです。日本ですら世界シェアNO.1って会社はうじゃうじゃあるのに、アメリカ産業界ではあんまり聞かないかも。貿易赤字が巨大な国なのでそれも当然か。産業的には全く力を持ってないということなんだろう。

そんなアメリカを支える一大業界は「金融」。cityとかgoldmanとか世界に名だたる大金融機関が勢ぞろいです。金融界のパワーならアメリカは世界一でしょう。長く続くアメリカの好景気も金融界の利益によるところが大きいようだ。

産業が弱いのに金融だけが肥大する、いびつな構造が「サブプライムローン」のような鬼っ子を産んでしまったのかも。「サブプライムローン」の仕組み自体が実態を乖離した異様なモノなのに、それに気づかないというか大丈夫だろうと無意味に納得してしまったのも、その辺に原因があるのかも。

「アメリカは金融詐欺国家」。なんかの本に書いてましたがその通りだと思います。ムーディーズとS&P、これほどアメリカに都合のいい方向に世界を誘導しようと頑張る会社も珍しいだろう。

アメリカのインチキがポロポロとバレて来ている。アメリカ時代の終焉への転換点ではないか?

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2007/08/27

アメリカ

オバのいない間にアメリカの悪口を書いときます。

アメリカは第二次世界大戦後から世界のリーダーとして50年近く君臨してきましたが、もうええかげんそれにも飽きてきた感がありますね。今のアメリカの強みってなんだろう?おそらくアメリカ人は軍事力でもって世界一だ!we are music!って思っているんでしょうね。でもそれも近代型の戦争が導入されてきて以来、だいぶパワーが落ちてきている。

近代型の戦争とは核兵器とテロリズム。核爆弾と長距離弾道ミサイルさえあればうざったい軍隊とか戦車とか飛行機とかはいりません。ミサイルさえあれば一発で戦争が終わります。昔は核兵器も技術的に作るのが難しく、アメリカと一部の国でしかもてなかったので、アメリカは相対的に優位な軍事力を維持してました。

でも、最近ではイランとか北朝鮮みたいなしょうもない国でも簡単に核兵器が作れるようになったみたいです。みんな核ミサイルを持ち出すとアメリカさんは困る訳です。いくら飛行機をいっぱい持ってても核ミサイル一発でチャラにされちゃうんですから。

大量破壊兵器というのは一定のレベルまでいくと差がつかなくなるようですね。今のレベルの核爆弾なら一発で北海道を吹っ飛ばすぐらいのパワーがあるかもしれません。それ以上の爆弾を作っても、あんまり意味がないでしょうから、アメリカはミサイル軍事力で追いつかれる一方なんでしょうな。

「核拡散防止条約」とかいうのは、そうゆうアメリカの核における優位性を維持する為のモノみたいです。世界平和とかそれらしいことを表向きは言ってるけど、全てはアメリカの覇権の為。アメリカ is no.1ってそればっかりです。

同時多発テロとアフガニスタン、イラク戦争以後アメリカのパワーは目に見えて落ちてきたように思えます。戦争をしても得られるものが無くなった時代にアメリカの優位性はあるのか?もう存在意義すら無いような気がします。

次回はアメリカの経済における優位性についてウンチクをブチまけてみます。

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2007/08/26

もぐらたたき

今週は結構株も為替も持ち直しました。「東京の主婦」も一息ついていることでしょう。そんでもって、「相場は好転した」「サブプライムショックで損した分を取り戻せ」と今まで以上にポジションを膨らませて買い出動した人も多いのでは?

海外では続々とサブプライム関連の情報がカミングアウトしてきてるが、どれもこれもロクなニュースはないですな。みんな「含み損」という表現で発表してるので、最終的な損失がどれくらいになるのか?というのが全然見えない。また、欧州銀行系のファンドが凍結解除して、「新たな評価方法を開発した。結果、時価はマイナス3~5%だった」と発表してたが、茶番もいいところだ。

自分の資産を自分で評価して言い訳してるようなもんなので、ハッタリもいいところ。異常な行動だが、世間もそうゆう火消しを望んでいるせいかあまり反論も聞かれない。結構麻痺状態だと思うのだが、バブル期というのはたいていそんなもんか。

最近気になるのが「国富ファンド」。スェーデンやら中国やらが、国庫の金を使って市場運用を始めましたというヤツ。規模が20兆円とか30兆円とかいうからマーケットに与える影響がハンパじゃない。

ニューヨークの株式市場の時価総額が1,200兆円、日本とロンドンがそれぞれ500兆円くらいのもんだから、それと比べても「国冨ファンド」のロットのデカさが際立っている。国冨以外の民間ファンドでも、ひところのヘッジファンドの規模をケタハズレに上回る規模のものばかり。昔、LTCMというアメリカのヘッジファンドが破綻して大騒ぎになったが、今のファンドが吹っ飛んだらそれ以上の大事になるんでしょうな。

超低金利→過剰流動性→巨大ファンド出現、となってしまい全てのマーケットのプライスが実態を乖離して底上げされていると感じます。国冨ファンド、OILマネー等等が無差別に市場に流れ込んだ結果、現在の市場価値は無意味に宙に浮き上がっちゃってるような感じ。

この4年ほどはマーケットはほぼ一方的に上がってきたのでよかったが、トレンドが転換した場合巨大ファンドが逃げれる余地はあるのだろうか?ファンドのロットが大きくなってしまった分、流動性は極めて低くなっているのでは?また、世界中のどこのファンド型投資を行っていることから、次の不況では全ての国が沈んで、長期化するのでは?

というのが最近のオジの心配事。

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2007/08/18

FRB

昨日の日経の下げ方はスゴかった。-800円超というのはオジも初めて見ました。円高も一気に進み大崩落という雰囲気たっぷりでした。

原因は当然サブプライム関連でアメリカ失墜→投資資金引き上げのせいなんだろうと思うけど、これだけ下げても単に終わりの始まりに過ぎないと思う。もっともっと下げるんだろうな。

日本市場の崩壊を受けて、アメリカの中央銀行は素早く行動したようだ。「利下げ断行」前からチラチラ言ってましたけど、こうゆう事態になった時に迅速に決断できるというのはサスガはアメリカ人。

しかしながらこの利下げで、アメリカバブル崩壊は決定的なものになったんだと思います。いつの時代もどこの国でも同じことを繰り返して来てるのがよくわかる。景気循環パターンのお決まりどおりの展開。アメリカ経済は完全に死んだと宣言したようなもんですな。

利下げを受けて株と為替はアメリカ方向に急激に持ち直しました。来週は短期的に市況は好転するかもしれません。ただ、それはあくまでごく一時的な現象に過ぎない。と、いうか「利下げ転換」という秘密兵器を使ってもあの程度の効果というのは正直心配。短期的な好転すら無く、一気にブラックマンデーというのもありえるか。

今回のサブプライム事件は日本のバブル崩壊によく似てます。日本では住専破綻以降、いわゆる不良債権処理に約90兆円使いました。これは当時のGNPの20%程度だそうだ。その結果皆さんもご存知の通り、無敵の経済大国日本は向こう10年以上沈むことになりました。

今回のアメリカンバブル崩壊による不良債権はどんなもんだろう?まずサブプライムが残高160兆円×80%が焦げ付くとして、約130兆円、エキゾチック・オルトAのたぐい(サブプライムローンの兄弟格)残高がおそらく300兆円くらいとして、焦げ付き率平均50%仮定で約150兆円、その他不動産業向け法人融資吹っ飛び額が100兆円として、不良債権額合計は380兆円くらいか?

アメリカのGNPはたぶん1,300兆円くらい。上の計算で出た不良債権額はGNP比35%ぐらいか?日本の時よりダメージが大きいような気もするが、あちらは証券化によるリスク分散が進んでいるのでアメリカ単体の損失は全体の50%程度か?それでも日本バブル崩壊と同レベルのダメージ

利下げは一気に経済システムを崩壊させない為の点滴に過ぎません。金利を下げても不良債権は無くなりません。今後長期間にわたって、世界中の市況は低迷を続けることでしょう。株とFXは今すぐやめろ。まだ自殺の一歩手前くらいで間に合うやろ。今回の一件がまさしく「リセッション」というヤツじゃないの?

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2007/08/16

FX

FXやってる人いませんか?ここ2、3年で急激に流行り出したFX(外貨証拠金取引)。最近出来た商品ゆえに経験の浅い投資家が大半と見受けられる。

FXやってるヤツはすぐに止めろ。いや、もう遅いかも知れんが。

今日も株式市場は総崩れ。日経は一時-600円。ここ数年ではライブドアショック以来の下げ幅。いうまでもなくサブプライムローンの影響だろう。

アメリカが長年貿易赤字を垂れ流しているのは周知の事実だと思うが、そんな赤字国がなぜに世界一好景気なのか?詳しいことは知らんが、貿易赤字を資本収支の黒字で穴埋めしているらしい。

つまりは、本業での損を海外からの投資金で補っているということだそうだ。投資というのは株式・債券・不動産のことだろう。債券にはサブプライムローンも含まれます。日本人の感覚ではよくわからないのだが、あちらでは債券投資がもっとも市場が大きいようです。

アメリカへの投資の大口先はヨーロッパとオイル諸国。サブプライム爆弾に一番最初に反応したのはECB(欧州中央銀行)だった。30兆円くらいの資金供給してクレジットクランチ阻止に動いたのは先週のことです。アメリカへの投資額が一番多いのはヨーロッパだからなんやろな。

サブプライムに投資していたヘッジファンドや銀行が、損失の拡大防止と穴埋めに自らの投資ポジションを縮小しているようだ。そのせいで世界的な株安が起きている。日本株ウリにはそれに加えて円キャリートレードの解消という要因もあるだろう。

円キャリートレードの巻き戻しが顕著になっていることは$円相場の崩落を見ても明らかだろう。一時は123円くらいだったのが、今日は113円。すさまじいスピードで円高が進行している。高金利通貨の代表格であるニュージーランド$はもっとすごい。95→80円くらいだから2割の変動率。

FXやってるアホどもはひたすら円安が続くものという前提で、わずかな金利収入で満足していたのだろう。そしてこの円高は一時的なものでしばらくしたら再び円安に戻る、と思い込んでいる、というか思いたいのだろう。

残念ながらトレンドは既に転換しています。破産したくなかったらFXは止めなさい。

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2007/08/15

エキゾチックローン

盆でヒマなので、しつこくアメリカローン地獄の続きを書いてみます。

「エキゾチックローン」ご存知だろうか?これまたアメリカではやってるらしいんだが、いわゆる「サブプライムローン」の兄貴分のようなヤツ。このローンは利子の支払すらしなくていいそうだ。当初は利子も元本も払わないで、何年か後に溜まってた利払い分を元本に上乗せする、という商品。

これも最終的な返済は購入物件の売却金を想定しており、不動産の値上がりに100%賭けたローンとなっている。不動産が上がらなければ絶対に返せないし、利子分が上乗せされてるので更に悲惨な状態になるのである。

アメリカの住宅ローンの上限は概ね5千万円までのよう。公的な抵当証券会社(ファニーメイとか)の基準に準じているようなのだが、ほとんどの物件が5千万円目がけて値段設定されているので実質的な資産価値ははなはだ疑問。

はっきりいってアメリカは住宅バブルだと思う。サブプライムローンみたいなヤツが登場してる時点でかなりの確率でバブルと言える。サブプライムローンの残高だけで160兆円、エキゾチックやらエロチックやらも合わせると一体何百兆円になるんだ?さらに法人向け不動産融資はどんだけだ?もう十分にバブルだろう。

最近、日本の銀行でもサブプライムローンによる損失をカミングアウトしてきてるが、アナリスト達はかなりウソくさい言い訳をしてるな。「残高1千億円あるが、評価損は10%程度なので影響は限定的」とか。どうせ、最終的には損失は80%くらいにまで行くに決まってるやろ!ヴォケが!!

日本でもバブル期に「億ション」なるものがはやったが、その後どうなっただろうか?中古に出回った時には多分購入価格の2割程度になってたんじゃないか?バブル期の値段設定なんか全然意味ないです。

日銀が利上げをすると状況はかなり厳しくなると思う。サブプライム爆弾とインフレミサイルが共演すれば無敵だろう。どう考えても株安円高やで、耐火煉瓦に教えてやれ。

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2007/08/11

サブプライムローン

家の話とは全然関係ないです。ここんとこ急激に話題沸騰してる「サブプライムローン」について考察してみます。

サブプライムローンとは米国の「無信用者向け住宅ローン」のこと。端的な例としては、過去に破産した人とか、年収が極端に低い人、クレジット事故を起こした人等でもOKなローン。日本では元利金返済が年収の25%以内とかって基準があるけど、このサブプライムはそんなの関係無し。

正確なことは知らんが、元金返済はせずに利息支払のみをするような感じみたい。しかも、当初3年くらいは低レートなんだけどその後は金利が10%くらいに跳ね上がる無責任な契約内容だそうだ。担保不動産の売却を当て込んでローンを組んで家を買うという図式によってこのローンは成り立っている。

買った家が値上がりしない限り絶対に返済出来ないローンということ。

このサブプライムローンの残高は米国全体で160兆円。その中で約13%が延滞中だそうだ。ローン業者というのが日本でいう昔の「住専」のような会社で、その大手2社くらいが今年になって相次いで破綻しちゃいました。

で、このローンのやっかいな事は資金の出し手が全世界の投資家という点。ローン業者は貸付を実行してすぐに「証券化」して債権を売却してます。この時点でリスクは投資家に転嫁。サブプライムローンが延滞して配当・償還が受けれなくなるのは、証券を購入した「投資家」です。

その「投資家」は誰か?というと世界中の銀行とか「ヘッジファンド」です。ヘッジファンドは日本の投資信託の専門会社みたいな感じなんですが、そこが最近やられてるみたい。BNPバリパとか結構大手の銀行とか証券会社のファンドが相次いで破綻、業界は大混乱してます。

最近株価が大暴落してますが、それはまさにこの「サブプライムローン爆弾」のせいでしょう。エコノミスト達は「ローンの延滞は10%程度。規模は10~20兆円程度なので影響は大したこと無い」とかアホなこと言ってますが、とんでも無い間違いでしょう。「サブプライムローン」自体がそもそも不良債権であり、潜在的な延滞率は100%とも言えます。

サブプライム爆弾の残高は160兆円だ!

ここ2、3日で日米欧の中央銀行が緊急資金供給で33兆円を市場に放出。同時多発テロ以来の非常事態だそうだ。これでクレジットクランチが起こるとは思えないが、間違いなく米国経済は死んだ、と思う。

アメリカがコケたら日本も死亡やで。インフレになる前に家買っとけ。住宅関連のインフレ率は2年くらい前から既に猛烈に上がっとるで。

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